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人生で欲しいものはなんですか?

小学校の1年生のときに、いつも一緒に遊ぶ男の子がいたの。
初めて、ほかの友達とは違う気持ちをその子に持っていると自分が自覚したのが小学校4年生。

それで、バレンタインでね、チョコレートと一緒にお手紙に「すきです」って書いて渡したんだ。
猛吹雪のホワイトデーに、その子はひとりでウチにお返しを持ってきてくれたの。

キャンディーと、ぺんぎんのぬいぐるみ。「すきです」の返事が書いた手紙がどっかに入ってないかって探したけどなかった。それでも、嬉しかった。その子は小4の3月に引っ越していった。

小学校6年生の時には、また別の男の子を好きになって、手作りでクッキー(激マズ)を作って
渡した。「好きです」って、顔を見て伝えた。

その子は、ひとさし指を立てて、左から右へ振って「Noーーーーーーー!」と言った。
そっか、わたしのことは好きじゃないのか。でも頑張って伝えたぞ。そのことが嬉しかった。

中学校のときも、高校のときも、好きな人がいた。そして「好きです」って伝えた。
みごとに玉砕していった。小学校のときよりはハートが少しだけオトナになっていたから、
伝えたけど、ごめんねって言われたら・・・涙が出た。

そんで、高校1年生のときに気づいた。

自分が誰かを好きで、その人も自分が好きって・・・奇跡じゃね!?

だって、こんなに女の人と、男の人がいるんだよ。確率にしたら・・・
ん~わかんないけど100まんぶんの1とかじゃない!(←なんか無理そうってことを表現したい)

わたしの好きな人が、わたしのこと、好きだって言ってくれたらいいのになぁ・・・

そんなこと思っていたら高校2年生のときに人生で初めて「付き合う」=彼氏なるものができた!
わたしは浮かれあがって彼をだい好きでだい好きだった。

ずーーーーーーーーーっと一生一緒にいたい!!いる!って思ってた。

だけど、「ずっと」どころかたったの2ヵ月で別れようと言われ号泣し終了。

そこから、いくつかの出会いと別れがあって、自分も歳を重ねて、気づいたことがある。

だい好きな人とだい好きなまんま、死ぬまでずーーーーーっと一緒にいるって
めちゃくちゃむずかしい!

わたしの人生で大切にしてきたもの、それは愛だった。

わたしの好きな人に好きだって伝えたい。想っていたい。
わたしの好きな人がわたしのこと、好きだって想ってほしい。
愛し合っていたい。

わたしは、わたしが大好きな人に「大好きだよ!」って想うことじたいが
自分のしあわせなんだなって。そう想える人がいることがしあわせなんだ。

好きな人と、ご飯食べて、働いて、お風呂入って、おふとんで寝る。

それが人生でいちばん大事にしているもの。

フツーなのに、フツーがいちばん難しい。

結婚7年目。暮らして10年目。
わたしは今年、40歳。

愛と暮らしは育てるもの。ときをためるんだね。

いま、育てています。
さて、どんな風に育っていくのかな。

まだまだこれから。

「愛がある暮らしって、しあわせ」


自分のこと、自分で愛していること
誰かを愛し、愛されること

自由で、自分らしくて、愛しい、日々のなにげない暮らし。

そのしあわせを誰かと共感できたら嬉しい
もし誰かの足掛かりになったり、少し笑ってもらえたらさらに嬉しい

そんなブログでありたいと思っています。

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