長沼とインドカレー、できればアイスコーヒー

晴れた日！なにしよう！？

北海道の春の終わりから夏頃は明るくなるのが早くて、朝５時にもなればもう完全に太陽が昇ってきていて外は明るい。

ウチのカーテンは柄と明るい雰囲気が気にいって買った白いカーテンなので、陽が昇ってくると閉め切っていても部屋が明るくなってしまうのだ。

土曜日。仕事休み。金曜の晩から天気予報をチェックして、天気が良さそうだ・・・と確認するだけでワクワクして眠る。たまにそれだけでワクワクしすぎて寝れない。

ぬんぬんは、もうとにかく夏が大好きなので、朝早くから起きて明るい時間をなるべく長く楽しみたくって、目覚ましは５時！

朝、目覚ましの音楽がなって、もうあったかくって、窓からは青空が見えたりすると・・・・

まるで子どもみたいに、朝から元気でうるさい。
起き上がりこぼしみたく、バイ―――ン！って起きちゃう。
ぬんぬん、実際、身長も低くて丸いから見た目も起き上がりこぼしみたいなんだけどね！
しかもさ、「こぼし」って漢字だと「小法師」って書くんだって～！
意味は「こども」だって！！裏切らない子、ぬんぬん！！！

・・・ぬんぬん、今年、シジュウ。

その横で、オットはスヤスヤと寝ていた。図太いのであーる。

こういう感じなので、なんとも簡単にしあわせ気分になっているのですが。

最近、たまたま興味深い一言に出会ってね、

「天気が良いくらいではテンションあがらないから」

それは自分の中ではまったく生まれない感覚で、自分の中で新たな発見のきっかけになった。
良いとか悪いとかじゃなくてね、考える余地もなく、太陽がバッと明るくて照っているとただ心が弾むんだよね。それってなんでだろう？

朝日が昇ってくる空の色。太陽に照らされた光るみどり色。深呼吸したくなる朝の空気のおいしさ。そして、北海道は冬が長いから、暖かいってだけでうれしい。

お天気が良い日、窓を開けたらそういうのを今日いちにち身体でぜーんぶ体感するぞってワクワクするんだよね。自分で自分のしあわせの扉をバーンて開けてる感。しあわせ自給自足。

そういうの、日々の生活に埋もれちゃいがちなんだよね。なかなか毎日感じ取れなくて。

そして４０歳にもなると、日常の暮らしの中ではそうそう新しいことってなくて、だいたい知ってて
だいたいわかってきちゃう。いや、わかった気になっていることも多い。

だから、埋もれがちなこと、大切にしようって思ったんだ。

あっ、雨の日も良いとこあるよ、それはまた今度ね　笑

さて、わたしの休日の過ごし方のひとつに
「本屋で本を買う→バイクでツーリング→喫茶店で本を読む」というプランがあるのですが。

北海道に長沼町という町がありまして、広がる田畑のなかにぽつんと、白壁のかわいらしく素敵な一軒家があるんです。

Shandi nivas café（シャンディ　ニヴァース　カフェ）っていうインドカレーのお店。
本日は、ここでお昼ごはんを食べ、コーヒーを飲みゆっくりするんだワクワク・・・♪


席について、窓を眺めたら田園。素晴らしい青空。そよそよと顔をなでる優しい風・・・
しかもたまたま、わたししかいない貸し切り状態。

なんていう贅沢。こんな素敵な環境で大好きな本が読めて、おいしいものをこれから食べるなんて
素晴らしすぎる午後。

メニューを眺めて、あれもこれもおいしそう・・・。

そのとき、なんとなく第六感が。ちょっと財布を見てみよう。
え？１５００円しかないんですけど。

ハッ・・・・しまったーーーーーー！そういや、道の駅でなんかいろいろ買ったんだった！！
ブルーベリーとか・・・おいしそうだったから。

わたし、お財布にお金あまり入れないんですよ。
いっぱい入れてるといっぱい使うから、予算分だけ入れて、その中で遊びましょうって感じで。
で、今日はいくら入れてたんだっけ？３０００円だったっけ？

とにかく、なんかよく考えてなった。
で、現実、カレーは最低でも１３５０円するようだ。
このギリギリ感。カレー食べる前から冷や汗。

「ちなみになんですけど、現金のみですか？」
「現金のみですね～（ニコ）」

コーヒー飲んで読書の夢破れる。


まさか、風に吹かれて悦になってる女が、内心冷や汗かいてるなんて
店員さんよ、思わないでしょうね。優しい笑顔でカレーを運んできてくれました。

とってもおいしくって、店内の雰囲気もすっかり気に入ったし。
なにより、ここでコーヒー飲んで読書したいんだ。

希望をいっこ置いていくんで、また拾いにきます。

懲りずに、財布にはちょっとしかお金いれません笑