よいシワ、愛すべきシワ

ほうれい線

ほうれい線が気になるお年ごろのわたしです。
自分のシワは気になるのに、オットのシワはなぜか気にならない・・・

目次

オットの小学校時代のあだ名は「おっさん」だった

オットの顔には、小鼻の脇から伸びる線がある。うっすらじゃない。ゴリっとある。
線というか・・・皮膚のミゾ?

42歳になったので今は「ほうれい線」と呼んでも差し障りない感じでそこにあるが、
オット曰く「小学生の高学年のときにはすでにあった」とのことだった。

その線があるので、おっさんっぽかったんだろうね。
みごとあだ名が「おっさん」になった。さすが小学生。そのまんまである。

わたしと、オットが出会った時、オットは20歳だったけど、
やっぱりそこにはミゾがあった。


友達だから、もちろんそのミゾのことについて何か言ったり
勝手に触ったりなんて当然しないけど、なんとなく印象的だったので覚えてる。

あれから、友人時代、恋人を経て夫婦になった。


たまに顔を触って、ミゾを撫でたりする。

オット「顔の骨がね、子供の頃からすでに曲がってんだよね〜」

このミゾがあるのは、骨が歪んでいるかららしい。

でも、わたしにとってはもう昔からあるオットの一部で、
ぜんぜん気にならないし、もはやそれなくしてはオットの顔にはならない。

オットは顔の皮膚はぷにゃぷにゃと柔らかく、ハリがない肌質なので、
デコにも盛大に2本溝がある。(これも10代の時からすでに)

そして、年齢を重ねるごとに、目尻や、目の下にもシワが入って
線の多い顔になった。

わたしは、自分のほうれい線が目立つと、うわぁだのヤバいだの言って
顔の運動したり、保湿したり、少しでもクッキリ入るのを先延ばしにならないかと
頑張ってしまう。
老けて見えるのを阻止したいし、無かったものが「アル」のはやっぱりイヤで
今はまだ「受け止めるよ、ほうれい線!」の心境にはなっていない。

自分の顔のシワはなきものにしようとするくせに
オットが笑うと目尻に2本優しいシワがぴょこっとでるところとか
昔はヒゲなんて似合わなかったのに、すっかりシワにぴったりな顎ヒゲとかサマになってて
わたしはこれから増えていくであろうシワでさえも、どんなふうなおじいちゃんになるのか
楽しみに思ってしまうのだ。

わたし、20年オットのシワ見てきたよ。
シワですら、かわいいよ。


「かわいいねえ」と顔を撫でると
「ぬんぬんには負けるよ」とオットは必ず言ってくれる。


そしてわたしはせっせと自分の顔にシワ用のクリームを塗り込むのだった。

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