年収200万と200億。どっちと結婚する？
バラエティ番組「世界の果てまでイッテQ！」の企画の中で、デヴィ夫人がこんな質問を投げかけたそうです。
「愛があって、年収200万円の人と、愛がなくて年収200億円の人なら、どちらを選びますか？」
デヴィ夫人の持論としては
（相手の年収が低い場合は）どんなに愛していても、ほかの人の生活を見る、ほかの人の住んでいるお家を見る、ほかの人が着ているお洋服を見る・・・するとだんだん愛は失われていきます。
世界の果てまでイッテQ！より引用
でも、年収200億の人と結婚すれば、愛がなくても、尊敬と信頼はあるわよね。そうすると次第に愛は生まれます。
ぬんぬんも自分のことに置き換えて考えたら、どうなのかなって？って思ったので書いてみます。
自分の人生でもっとも重きをおくものはなにか
結婚とは愛がなくてもできます。結婚は、愛のカタチのひとつで、すべてではないと思っています。
結婚は、法律上の制度でしかないと、わたしは結婚前から思っていました。
わたしは、「結婚」という肩書きじゃなくって、好きな人とふたりで暮らしを共にして幸せに生きて死ぬこと。これが人生の中で最も大切にしたいことです。これはイコール結婚ではないと思ってるんだ。
「暮らしを共にして幸せに暮らす」ってことは、ぬんぬんにとってどういうことかっていうと、
- 毎日一緒におなじものを食べて、おいしいねっていうこと
- 楽しい・嬉しいはもちろん、悲しい・辛いも分かち合えること
- 同じ家に帰ってこれること
- 未来を語り合えること
- 一緒に寝て、朝に顔を見て、おはようって言えること
- 抱き合ったり、肌に触れ合えること
- 大好きだよって伝え合うこと
・・・などなど。
だれかとともに生きていこうと決意するときに、自分が大切にしたことは
「なにを与えてもらえるか」を先行させないことだった。
たとえば、収入の話でいくと「年収200億だから、結婚する」として、
じゃあいきなり無職になったら、もうその人とはやってけないってなると思うの。
自分が欲しいものを与えてくれないんじゃあ、一緒にいる意味ないわって。
それは、わたしが考えるパートナーシップではない。
ぬんぬんは、オットがしあわせであることが自分のしあわせであると思った。
そう感じるためには自分もしあわせでないと、そうは思えない。
自分がしあわせじゃないと、誰かのしあわせは心から願えないから。
自分がしあわせであることは、誰かがなにかを与えてくれるからじゃない。
なんらかの条件が揃ったからじゃない。
誰かに認めてもらうことでもない。
いま、ここで、自分がしあわせと感じることができるかどうかだと、わたしは思うんだ。
他の人がどんなに良いお洋服を着ていても、素敵な広いおうちに住んでいても、高級な車に乗っていても、そういうものはわたしが人生でいちばん重きを置いていることではないので、自分と比べない。
比べないから、卑下したり嫉妬したり、羨んだりもしない。
わたしはZOZOで中古の服を500円で買ってオットに見せては喜び、賃貸でたった8畳の狭い部屋でふたりでゴロゴロして、メルカリで化粧品を買ってはワクワクし、軽自動車に乗ってお出かけする。
「好きな人とふたりで暮らしを共にして幸せに生きる」が、いまここにあるって、嬉しく思う。
人生良いときばかりじゃないよね。
健康だって、いきなり奪われることもあるかもしれない。
自分が寝込んでいるときに、お金だけ置いて、そばにいてくれなかったらどう思うだろう。
わたしは、手を握っていてほしい。200億あって、愛がなくって、そばにいてくれなくって、手も握ってくれないのは、わたしにはツラい・・・。
尊敬と信頼はどこからくるのか
尊敬と信頼も、「結婚」したらもれなくついてくるものでは決してない。
ぬんぬんは、オットのことは尊敬しているし、世界でいちばん信頼している。
それは「結婚」したからじゃなくって、いままで本当に長い時間を過ごして、いろんなことを一緒に経験して、たくさん話して、受け止めあってきてたから、育ったものだと思うんだよね。
尊敬も信頼も「生まれる」けど、そのあと「育てる」ためには絶対に時間が必要なんだよ。
一朝一夕で、育つものじゃない。
しかも、時間が勝手に育ててくれるわけじゃない。
お互いの思いやりと、努力で育てていくんだ。その過程で愛も育っていくんだろうなあって思う。
しあわせが欲しくて、誰かのしあわせのカタチをなぞっても、蜃気楼をおいかけてるようなもので手に入らない。誰でもない、自分がどう生きていくのか、なにを大切にするのかを、思い描くことができたら、きっと年収200万と年収200億のパートナーどちらにするのか、どっちにもしないのか、その人らしい回答が出てきそうだよね。自分で答えを出せたら、どんな答えもオッケー！だと思うな〜！
したっけね！(*´︶`*)ﾉ”
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